シグルズの養育者
レギンは『レギンの言葉』の散文に、職人であり教師として登場する。彼はシグルズが暮らすヒャールプレクの家にやって来て、語り手は彼に、並外れた技量、小さな体、知恵、激しさ、魔術の知識という、珍しい組み合わせの性質を与える。剣を渡すことも殺害を提案することもないうちに、若者の養育を引き受ける。
Þá var kominn Reginn til Hjálpreks, sonr Hreiðmars. Hann var hverjum manni hagari ok dvergr of vöxt. Hann var vitr, grimmr ok fjölkunnigr. Reginn veitti Sigurði fóstr ok kennslu ok elskaði hann mjök.
「そのころ、フレイズマルの息子レギンがヒャールプレクの家に来ていた。彼はほかのどの男よりも器用で、体格は小人であった。賢く、激しく、魔術に通じていた。レギンはシグルズの養育と教育を引き受け、彼を大いに愛した。」 — 『レギンの言葉』冒頭の散文、H・A・ベローズ英訳
最後の節は、その後の物語に関わる。レギンはシグルズに教え、大いに愛する。その関係は、それを終わらせる警告に先立ち、愛情から始まる。詩は彼の能力と弟子への近さをともに示す。のちにシグルズにファーヴニルを殺すよう促すとき、その助言は、彼を育てて教えてきた人物から出る。
父はフレイズマルである。ファーヴニルとオトルは彼の兄弟であり、リングヘイズとロヴンヘイズはフレイズマルの娘たちである。この家族が遠征にもう一つの意味を与える。レギンがシグルズに殺させたい相手は、レギン自身の兄弟なのだ。教師としての役割と兄弟としての役割が、弟子に課す仕事の中で交わる。
詩はまた、レギンを異なる言葉で描く。『レギンの言葉』は彼を体格の小さな小人とし、『ファーヴニルの言葉』の七羽目の鳥は、シグルズが首を切り落とすべき相手を、霜のように冷たい巨人と呼ぶ。この描写は、養育者を紹介する冒頭と、鳥たちが彼に対して与える助言という、関係の両端にある。どちらも本文にあるままの描写であり、一つの体から別の体へ変わったという説明はない。
グラムを作る者
レギンはシグルズのために剣グラムを作る。『レギンの言葉』はその鋭さを二度示す。まず羊毛に対して、次に鍛冶師自身の仕事の道具に対してである。
Reginn gerði Sigurði sverð, er Gramr hét. Þat var svá hvasst, at hann brá því ofan í Rín ok lét reka ullarlagð fyrir straumi ok tók í sundr lagðinn sem vatnit. Því sverði klauf Sigurðr í sundr steðja Regins. Eftir þat eggjaði Reginn Sigurð at vega Fáfni.
「レギンはシグルズのためにグラムという剣を作った。それは非常に鋭く、ライン川に差し入れて羊毛の一筋を流れに乗せて刃に当てると、水のようにその一筋を切り分けた。シグルズはこの剣でレギンの鉄床を割った。その後、レギンはシグルズをファーヴニル殺害へと駆り立てた」 — 『レギンの言葉』第一四節後の散文、H・A・ベローズ英訳
最初の試しで、シグルズは刃をライン川に差し入れ、羊毛の一筋を流れに乗せて刃に当てる。羊毛は切り分けられる。次の試しでは、レギンの鉄床を割る。剣の良さは、弟子が自分で確かめられるものとなる。水に運ばれた羊毛が刃に触れ、続いて鉄床そのものが刃に屈する。鍛冶場は、鍛冶師が仕事をする台をも切れる武器を生み出したのである。
試しの直後に、殺害の勧めが続く。レギンは手段を用意し、今度はそれをファーヴニルに対して使うようシグルズを促す。この順序が、彼の技と来たる死を結びつける。グラムを作ることはシグルズへの奉仕だが、同時に、レギンが果たしてほしい仕事のために彼を武装させることでもある。鍛冶師の技量と兄弟としての目的が、一緒に物語へ入ってくる。
これが、レギンの助言を支える実際的な権威である。彼はシグルズを教えており、作った剣は弟子の手でその良さを証明する。後に告げられる欺きへの警告も、剣の働きを取り消すことはない。作り手と使い手の信頼が崩れるとしても、レギンの仕事そのものは成功している。
心臓と血
ファーヴニルが殺された後、レギンはリジルという剣で兄弟の体から心臓を切り出す。そして傷口から血を飲む。グラムとリジルは、この出来事で別の役割を持つ。シグルズのために作られた剣はファーヴニルの死をもたらし、その後レギンが使う剣は死体を開き、心臓を取り出す。
シグルズは心臓を取って串で焼く。焼けたと思い、血が心臓から泡立って出てくるのを見ると、指で確かめる。熱で指を焼いた彼は、それを口に入れる。心臓の血が舌に触れると、鳥の言葉がわかるようになる。茂みでゴジュウカラが鳴き交わしているのが聞こえる。
こうして心臓がレギンの計画の進路を変える。鍛冶師はシグルズに武器を与えたが、今度は血が、鍛冶師の支配しない助言を聞く道を開く。警告は、心臓が調理されている間に、焼いた指と鳥の言葉を理解する新たな力を通じて届く。レギンもファーヴニルの傷から血を飲んだが、詩で鳥の声を聞く者として描かれるのはシグルズである。
鳥たちが裏切りを明かす
最初の鳥は、血を浴びたシグルズが火のそばでファーヴニルの心臓を焼いているのを見て、自分で食べれば賢いだろうと言う。二羽目は、近くに横たわるレギンに目を向け、冒頭の散文で築かれた関係に潜む危険を言い表す。
Þar liggr Reginn, ræðr um við sik, vill tæla mög, þann er trúir hánum, berr af reiði röng orð saman, vill bölvasmiðr bróður hefna.
「あそこにレギンが横たわり、彼を深く信じる若者を裏切る計画を練っている。災いを作る者が兄弟の仇を討つまで、偽りの言葉を巧みに語るだろう。」 — 『ファーヴニルの言葉』第三三節、H・A・ベローズ英訳
若者はまだ彼を信じている。鳥の警告は、その信頼を、裏切りが成り立つ手段として示す。レギンは欺きを計画しており、言葉はその計画を隠す。動機もまた、兄弟の仇討ちとされる。シグルズに殺すよう促した兄弟こそ、今度は仇を討とうとする兄弟なのだ。遠征の背後にあった同じ家族の結びつきが、それを果たした弟子への脅威となっている。
ほかの鳥たちは、レギンの首を取って財宝を自分のものにするようシグルズに勧める。一羽は、一方の兄弟を殺しておきながらもう一方を逃がすべきではないと言い、別の鳥はレギンを彼の敵と呼ぶ。七羽目は、霜のように冷たい巨人を頭一つ分短くし、指輪を取るよう促す。鳥たちの助言は、レギンを生かしておく危険と、ファーヴニルの黄金を手にすることを結びつける。
シグルズは、レギンには自分の死の物語を語る幸運はないと答える。兄弟はともに、間もなく死者の国へ行く。その後、散文が彼の行動を記す。レギンの首を切り落とし、ファーヴニルの心臓を食べ、兄弟二人の血を飲む。レギンが企てた復讐は、意図した犠牲者に届かない。
最後の行為が、最初の関係を逆転させる。シグルズの教育を引き受け、大いに愛した者が、弟子の手で死ぬ。その前に、別の声が彼の助言に隠れた目的を明らかにしている。剣はなお、成功した技の産物として残る。シグルズが鳥たちの言葉を聞けるようになったとき、彼の信頼に対するレギンの権利は終わる。