天照大神の図像
AI-generated (gpt-image-2)

日本 · 女神

天照大神

岩戸に隠れて世を闇に落とした太陽の女神。皇統の祖神。

兄弟姉妹
須佐之男命月読命
邇邇芸命
子孫
神武天皇 — 初代天皇
象徴
鏡、榊、鶏、日輪

天照大神——「天を照らす大いなる神」を意味する——は、父・伊邪那岐が黄泉国からの逃走ののちに行った禊で、左目を洗った際に生まれた。彼女は天上の世界、高天原を統べる主となり、日本の皇統の始祖となる。歴代天皇はみな、権威の証として神鏡を携えて地上に降臨した孫・邇邇芸命を通じて、その血統を天照大神にまで遡るのである。

彼女にまつわる最も著名な神話は、勝利ではなくむしろ引きこもりの物語である。弟・須佐之男命の乱暴狼藉——田の畔を壊し、皮を剥いだ馬を機織り殿に投げ込むなど——に耐えかねた天照大神は、天の岩戸に身を隠して戸を閉ざし、世界を闇に包んでしまう。

由此發慍。乃入于天石窟。閉磐戶而幽居焉。故六合之內常闇而不知晝夜之相代

これに怒った天照大神は天の岩屋に入り、岩戸を閉ざしてそこに閉じこもってしまった。そのため辺り一帯はずっと暗闇となり、昼と夜の区別もつかなくなった。 — 『日本書紀』巻第一「神代上」;訳:本サイト

八百万の神々が岩戸の前に集い、天鈿女命の舞と常世の長鳴鳥の鳴き声、そして鏡の力によって天照大神は岩戸から誘い出され、世界に再び光がもたらされた。この時用いられた鏡・八咫鏡は、今も伊勢神宮内宮に祀られ、二十年に一度、絶えることなく式年遷宮によって新たに建て替えられており、皇位を象徴する三種の神器の一つに数えられる。伊勢神宮には毎年数百万の参拝者が訪れ、天照大神は世界で最も篤く信仰される神々の一柱となっている。

他文化における対応者

領域「太陽」 →

言及している項目